- 2025年6月23日
高校生への講演をして感じたこと
6月19日に静岡市立清水桜ヶ丘高校にて、高校一年生向けの講演を行った。 桜ヶ丘高校は『自己実現に向かって挑戦し、未来を切り拓くたくましい若者を育てる』 という教育目標の学びとして、 「自己を律する力・共に創り上げる力・突破する力」の3つの力の育成を目指しており、 今回の講演のテーマは『パラスポーツ、障害とリハビリテーション』 についてだった。 僕とアンプティサッカーのガネーシャ静岡の若杉さんが、そ […]
6月19日に静岡市立清水桜ヶ丘高校にて、高校一年生向けの講演を行った。 桜ヶ丘高校は『自己実現に向かって挑戦し、未来を切り拓くたくましい若者を育てる』 という教育目標の学びとして、 「自己を律する力・共に創り上げる力・突破する力」の3つの力の育成を目指しており、 今回の講演のテーマは『パラスポーツ、障害とリハビリテーション』 についてだった。 僕とアンプティサッカーのガネーシャ静岡の若杉さんが、そ […]
息子は出産時のトラブルで呼吸が止まってしまったことが原因で 脳性まひという診断を受け、リハビリを始め、障害者手帳保持者となった。 障がい者として生きていくためにはどうしたらいいのだろうか? と途方に暮れ、わからないことばかりで不安がいっぱいだったが、 まず目の前の今をどうしたらいいかを考えることが精一杯で過ごしていた。 まず第一に優先したことはリハビリだった。 息子の成長の様子を見守っているのでな […]
ちょうどGWの休みということもあり、久しぶりに息子のリハビリに同行した。 約30年間ボイタ法のリハビリで体調を整えてもらっている息子。 赤ちゃんの時から中学生位までは月に2~3回車で病院へ連れて行っていたが、 中学3年生頃からは電車とバスを使い自分で通えるように練習し、 高校 大学の間も一人で行っていた。 大学生の時に運転免許を取り、 社会人になってからは1時間弱くらいの道のりを車でリハビリに通え […]
This is My Story 「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。」 フィリピの信徒への手紙4章6節 これは私の好きな聖句です。 by-kiyoko 息子は仮死状態で産まれました。 それが原因で重度障がい者となり、装具をつけなければ普通の生活はできない、 と宣告されました。 暗闇に突き落とされたような思いでした。 そんな時に、東京の街中で制服を着た男性を見かけ、 その人に父の姿が重なって […]
静岡済生会療育センター令和で今までずっと続いていた母子入院制度を廃止するとぃうニュースを知った。 理由は母子入院を利用する人が少なくなったからだということのようだ。 僕は乳幼児期にボイタ法の集中リハビリをしてもらうため、 1~3か月間の母子入院を計5回することができた。 毎日ボイタ法の施術をしてもらったおかげで母子入院から退院する時には 毎回いろいろなことが改善されてできることが増えていった。 幼 […]
脳外科医で神の手を持つ福島孝徳ドクターの番組を見た。 80歳になるドクターは自分と同レベルの次世代の神の手を持つ脳外科医を育てたいと、 日本に新たにクリニックを作ったそうだ。 それを見て日本で数人しかいないと思う神の手を持っている、 僕が受けているボイタ法のセラピストのことを考えた。 ボイタ法というリハビリで、僕が25年以上もお世話になっているそのセラピストの技を是非継承する人がでてきて欲しいと願 […]
還暦を迎えた誕生日に、私の人生のどうしても残しておきたい記録として 『出産という落とし穴』という投稿をしたが、ちょっとしたミスで半年前位に消えてしまった。 やはり残しておきたいと思い、もう一度書いておこうと思う。 私は結婚してからは東京に住み、出産する約3か月前まで保育士として働いていた。 妊娠後は大きな大学病院の産婦人科を受診し、 検診を受けなんの異常もなく元気に仕事をし過ごしていた。 25年も […]
「君は外れ値の障がい者だね」と、 息子が大学生の時に教授に言われたと帰宅後に話してくれたことがきっかけで、 私は障がい児障がい者についてもう少し勉強してみたくなった。 「外れ値」というのはどういうことだろう? 息子の障がいは、一般的な障がい者(身体)の基準から大きく外れていることが統計などを見て解った。 ボイタ法のリハビリのおかげで、ずいぶん障がいが改善されてきていたからだろう。 それまでは息子を […]
ボイタ法の施術を25年受けて面白いなあと感じることは、 自分が絶対にこうなりたいと思い続けながらやっていくと それに近づいていくことができるが、 ただ自分の身体を維持していこうという気持ちだけでやっている時は 維持できないのである。 こうなりたい、ステップを一つ上げたい、と思いながらやっていくと 結果的に維持している段階に上がっていけるのだと思う。 メンタルの持ち方一つでリハビリのセッションの質が […]
小学校は少人数での教育を受けるために息子が私立小学校を選択して受験し、 中学は地元の友達と一緒にサッカー部に入りサッカーをしたい という希望を持ち、公立中学へ進んだ。 ボイタ法というリハビリのおかげで、歩いたり走ったりできるようにはなっていたが、 上肢下肢に身体障がいがある息子にとって健常の子達との中学での生活は、 みんなと同じようにやることは無理なこともあり大変なことがたくさんあったはずである。 […]