ボイタ法のキーポイント

患者にとって

ボイタ法の上向きの訓練は、

一番無理がない姿勢のセッションだと思っている。

 

だからこそ患者は上向きの姿勢での訓練時に、

力を意識的に抜いて

リラックスしてじっとしていることができるようになること

が大切になる。

 

ボイタ法で身体を良くしていくための一番のポイントも、

上向き、下向き、横向き全部

 

患者本人が 力み を、訓練中に抜く事がどれだけ出来るか

 

が重要であり、

それがボイタ法の核になってくるところである。

 

身体の力みがあるかないかで

セラピストの刺激の効きかたが変わるからだ。

 

僕は上向きの訓練中、

赤ちゃんの頃から小学校中学年位までは

身体に力が入ってしまっていたと思う。

その後、だんだんリラックスして上向きの姿勢がができるようになった。

 

僕は、訓練中にセラピストから

「逃げるな!」

といつも言われていた。

 

『逃げる』とは、

患者自身が指圧で姿勢が大変になってくると身体を無意識に動かして

狙っているポイントをずらすことだと思っている。

初心者は無意識的にやっているが、

ある程度経験した患者になると

身体を動かさなくても意識的に狙いをずらす事が出来るようなやり方 (いかに楽をするか) を覚えてくる。

嫌な部分を刺激される事が嫌で逃げるのである。

そこを逃げずに立ち向かっていたら、もっと良くなっていただろうと思う。

そういう事に気づいたのは、高校2 、3年頃だったと思うが

頭で解っていても身体は本能的に逃げていた。

 

25年以上ボイタ法をやってもらって、

自分の身体の力みがない時は、

リハビリをやってもらっている時も、リハビリ後も

身体の調子が良くなっていると感じている。