CATEGORY

空手

  • 2024年8月30日

指導するときに注意すること

昨日、空手の稽古の休憩中の時に 指導者の難しさ についての話になり, 奥が深く面白いと感じたのでその内容について投稿しようと思います。 大川師範が唯心会井上道場で修業時代の師範4段くらいの時に、 井上師範から後輩に型の指導をするようにと命じられたそうです。 型の指導をして1年以上たってから審査の時に後輩の門下生が誰の指導を受けたのか、 すぐに井上師範に気づかれて注意を受けたそうです。 井上師範から […]

  • 2024年3月3日

百聞は一見に如かず

道場の稽古中に、ある合気道場の道主が挨拶に来られた。 半年位前にその先生の知り合いの道場で、 杖術の稽古の時に道場生がふざけていたので師範が拳骨を子どもにしたらしく、 あんまり厳しくするとパワハラになるし優しくしすぎるとなめられるのでどうしたらよいかという相談だった。 その相談に対する僕の師範の回答は、 日々の稽古の中で弟子達に師範レベルの技や術を見せたことがあるのか?  口ばかりの指導になってい […]

  • 2023年12月31日

空手 冬の寒稽古について

新年になると毎年新聞やテレビで、 空手道場に通っている道場生が砂浜で寒稽古を行なったという記事や映像を見るが、 僕の唯心会春清館道場は寒稽古を行なうことはない。 寒稽古の目的は何か?と調べてみると、 寒稽古とは、寒の時期に武道や芸事の修練を行うこと。  技術の向上とともに、寒さに耐えながら稽古をやり遂げることで、 精神の鍛錬をするという目的にも重きをおかれて行われるものである。 寒稽古の原型は神道 […]

  • 2023年1月1日

一流と超一流の違い

僕はリハビリや空手やサッカーの指導を受けていて感じることがある。 超一流の人とは、常に自分の身体の力も抜けていてすばらしい業ができるだけでなく、 他者にもどういう理屈だからどこの業がどのようにすれば決まるかを 言語化して説明できる人だと思う。 もちろんそれは自分の感覚もあると思うが、それだけでなく理論がしっかりしているからだと思う。 逆にただの一流は自分ではできるが、できない人に説明がうまくできな […]

  • 2022年11月2日

第17回唯心会琉球古武術県内セミナー

2022年10月末、静岡県中部地区の古武術セミナーが行われた。 僕は高校生くらいの時から参加しているのでもう10回位参加している。  参加者は僕の道場の師範の弟子達と、  師範の友人である空手会の重鎮とその弟子達が参加して行われた。  セミナーの内容は、主にサイと棒術の講習会と稽古会だった。 みんなが共通して話していたことは、やればやるほど奥が深く難しい。 何が正解かわからなくなってくる。 やって […]

  • 2022年10月8日

唯心会空手道基本稽古の大切さ

空手の稽古の休憩時間に、 「師範から見て達人や名人だと思う人はいますか? 」 と聞いてみた。 師範からの回答は、 「今はいない。師範が若い頃には技がすごいと感じる人はいたが、 稽古を重ねて実力がついてきたことにより、観る場所が変化したからだ」 と言っていた。 「昔から 達人というのは  誰にでもできる事を 普通の努力では到達できないレベルにまで 技を昇華させた人だ」 と教えてもらった。 師範は 「 […]

  • 2022年9月30日

琉球古武術の特別稽古

9月の連休に、唯心会春清館道場の琉球古武術の特別稽古を見学に行ってきた。 特別稽古には、外部から空手道の師範をしている人達が僕の師範に武器術を習いに来ている。 特別稽古に来る人は、皆さん古武術の4、5段の人ばかりだ。 見学時は、棒術の稽古をしていた。 棒術の基本動作から始まり、 基本組手を1時間かけてじっくりとやっていた。 師範は、空手道の稽古の時によく 『ゆっくりと身体全体を使い、正確にやりなさ […]

  • 2021年9月24日

空手道 唯心会 

僕が稽古をしている春清館空手道場は、唯心会という流派に入っていて、 この流派は琉球古武術保存振興会という井上元勝先生によって作られた流派に所属している。   【唯心会】の大川師範から教わった事について書き残したいと思う。 まず空手という言葉は、もともと沖縄の琉球王朝時代に中国との貿易で、 武術の技術を唐の役人から習ったことが始まりだそうだ。 琉球では唐の手(トーテー)と言われていて漢字で 唐の手  […]

  • 2021年7月30日

オリンピックスポーツと武術の違い

オリンピックが始まったので空手の師範にオリンピックの武道に関する事を聞いてみた。 メダリスト というのは柔道や空手の決められたルールにそって行ったものの世界一だが、 武術 としての『柔術』や『空手術』の世界一ではない。 なぜかといえば、僕の師範の師範 唯心会 の井上元勝先生 が書いて残っている書面を見せてもらうと、 そこには スポーツと武術は真逆のものだ と書いてある。 《武術》とは、 ☆決められ […]

  • 2021年5月3日

空手の稽古

県の空手道障がい者大会、 マスターズに向けた合同稽古に参加した。 昨年はコロナの為大会も、稽古も中止だったので 久しぶりに大会に出場するメンバーに会えて良かった。 組手稽古を見ている時に、いつも自分の師範から言われる 「間合い、角度、タイミング」 の大切さが客観的な視点で見て 改めて感じる事ができた。 最近コロナがまた流行りだし 6月の全国大会があるかわからないが、 自分の稽古を続け頑張りたい。