僕は幼稚園年中から中学1年までスイミングスクールに通っていた。
脳性まひ児にとって身体の無駄な力が入っている状態から、力を抜けるようになる事が大切だと思う。
スイミングをやっていた頃を振り返ると、水に浮く為の練習をしたことで、
身体の力を抜く感覚が何となくわかってきた気がする。
左右の手足を使うのでバランスよく筋力が付くと思う。
習いたての頃はヘルパーとアームリングを付けて水の中で浮かぶ練習を楽しんでいた。
浮力を使えるので身体が楽になるような気がして、
泳ぐというより背浮きをしてリラックスできるのが好きだった。