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仮死状態で産まれ、重度身体障害者の僕が大学を卒業し公務員試験に合格できるまでになった。25年間続けてきたリハビリ(ボイタ法)のおかげで、全日本障害者空手でメダルをとり、障害者サッカー(CPサッカー)で日本代表候補選手に選ばれた事もある。障がいを持つ本人の目線で、ボイタ法をすることのメリット、デメリットを伝え、これから成長していく障がいをもつ人や、保護者、医療関係者、障がい者を支えて下さる方々の力になりたいと思っている。

  • 2023年5月20日

ボイタ法の母子入院

静岡済生会療育センター令和で今までずっと続いていた母子入院制度を廃止するとぃうニュースを知った。 理由は母子入院を利用する人が少なくなったからだということのようだ。 僕は乳幼児期にボイタ法の集中リハビリをしてもらうため、 1~3か月間の母子入院を計5回することができた。 毎日ボイタ法の施術をしてもらったおかげで母子入院から退院する時には 毎回いろいろなことが改善されてできることが増えていった。 幼 […]

  • 2023年5月6日

CPサッカーを知ろう!

 CPサッカーってどんなパラスポーツ? CPサッカーは、立位(自力で立って走れる)可能な比較的軽度な 肢体不自由児者を対象にして考案された7人制サッカーで、 立った状態で行う脳性まひ者スポーツの中では唯一のチームスポーツで、 国内では 通称「CPサッカー」と呼ばれています。 CPとは英語の「Cerebral(脳からの) Palsy(麻痺)」の略で、 脳性まひという意味です。   競技対象者は? 杖 […]

  • 2023年2月5日

ミラーニューロンが財産に

新しく始まった児童発達のレッスンが落ち着き順調 になってきた7月から 新たにレッスン教室を1部屋増やすよう準備をしていた時、 子どもと向き合って過ごす一番大切な机が特別な大きさ、形のため、間に合わないということになり どうしよう…  と考えていたスタッフ達。 そんな時、私の頭にすぐ浮かんできたのが、 保育士であるが、とても手先が器用で職人顔負けなくらい大工仕事が得意な後輩のR […]

  • 2023年2月2日

神の手を持つボイタ法セラピスト

脳外科医で神の手を持つ福島孝徳ドクターの番組を見た。 80歳になるドクターは自分と同レベルの次世代の神の手を持つ脳外科医を育てたいと、 日本に新たにクリニックを作ったそうだ。 それを見て日本で数人しかいないと思う神の手を持っている、 僕が受けているボイタ法のセラピストのことを考えた。 ボイタ法というリハビリで、僕が25年以上もお世話になっているそのセラピストの技を是非継承する人がでてきて欲しいと願 […]

  • 2023年1月2日

第8回静岡パラフットボールフェスティバル

今年もCPサッカーは、静岡パラフットボールフェステイバルの初蹴りで始まります。 静岡パラフットボールフェステイバルは 静岡県内の7つの障がい者サッカーのカテゴリーがすべて集まってのイベントなので、 興味があったりやってみたいと思う方は是非参加してみてください。 CPサッカー交流会は、清水ナショナルトレーニングセンター Jステップにて 1月8日(日)の13:00から14:30まで行ないます。 今年は […]

  • 2023年1月2日

出産という落とし穴でハンディキャップ

昨年還暦を迎えた誕生日に、私の人生のどうしても残しておきたい記録として 『出産という落とし穴』という投稿をしたが、ちょっとしたミスで半年前位に消えてしまった。 やはり残しておきたいと思い、もう一度書いておこうと思う。 私は結婚してからは東京に住み、出産する約3か月前まで保育士として働いていた。 妊娠後は大きな大学病院の産婦人科を受診し、 検診を受けなんの異常もなく元気に仕事をし過ごしていた。 25 […]

  • 2023年1月1日

一流と超一流の違い

僕はリハビリや空手やサッカーの指導を受けていて感じることがある。 超一流の人とは、常に自分の身体の力も抜けていてすばらしい業ができるだけでなく、 他者にもどういう理屈だからどこの業がどのようにすれば決まるかを 言語化して説明できる人だと思う。 もちろんそれは自分の感覚もあると思うが、それだけでなく理論がしっかりしているからだと思う。 逆にただの一流は自分ではできるが、できない人に説明がうまくできな […]

  • 2022年12月30日

心あたたまる贈り物

忙しい年末の中、片付けをしていて2枚の絵に手が止まった。 これは息子が幼稚園の時に描いた絵だが、 当時の担任の先生が大切に保管しておいて下さり、 息子が20歳になった時にお祝いの言葉と一緒に贈ってくださったもの である。 この絵を手にした時の喜びは、今でも忘れられない。 忘れかけていた思い出をこんな形で蘇らせてくださり、 こんな素敵なことをしてくださる先生に息子はお世話になり成長させていただけてい […]

  • 2022年12月29日

児童発達支援教室との出会い

「君は外れ値の障がい者だね」と、 息子が大学生の時に教授に言われたと帰宅後に話してくれたことがきっかけで、 私は障がい児障がい者についてもう少し勉強してみたくなった。 「外れ値」というのはどういうことだろう? 息子の障がいは、一般的な障がい者(身体)の基準から大きく外れていることが統計などを見て解った。 ボイタ法のリハビリのおかげで、ずいぶん障がいが改善されてきていたからだろう。 それまでは息子を […]

  • 2022年11月9日

嫌がらせに悩む障がい児へ

「人から言われたことをいなせるようになれ。」 と僕は思う。 僕は武術を習っているので、相手の嫌なところを狙って倒すという『武術』は嫌がらせと同じだと思う。 武術では相手からの嫌な攻撃は「いなせ」と言う。 例えば、6大急所といわれる『目』や、『喉』を攻撃されるのは自分が嫌だから、 それをさせないようにいなすのである。 いなす方法はいくらでもある。 それができるようになるためには、本質を見れるようにな […]