- 2021年2月18日
心のバリアフリー
みなさん、障がい者にとって一番何が大変なことかわかりますか。 それは生活とリハビリです。 僕は、体の障がいを持っています。 産まれる時、お母さんのお腹の中で酸素が少し足りなくなってしまったのが、原因だそうです。 小さい頃は、歩くのが遅くて、バランスをとるのがとても大変でした。 今は走れるようになりましたが、 食事の時に、スプーンでご飯をすくっても、手が揺れたり口にうまく入らなくてこぼれてしまったり […]
みなさん、障がい者にとって一番何が大変なことかわかりますか。 それは生活とリハビリです。 僕は、体の障がいを持っています。 産まれる時、お母さんのお腹の中で酸素が少し足りなくなってしまったのが、原因だそうです。 小さい頃は、歩くのが遅くて、バランスをとるのがとても大変でした。 今は走れるようになりましたが、 食事の時に、スプーンでご飯をすくっても、手が揺れたり口にうまく入らなくてこぼれてしまったり […]
今日は空手の稽古に行って来た。 師範とのマンツーマン稽古だった。 片足にしっかり体重が乗っていないのでキレの良い技が出ない。 これから基本を大切に自分のレベルを少しでも上げられるように、一回の稽古を頑張りたい。 師範によく言われる言葉 「 最少のエネルギーで最大の威力を出せ」 合気道の神様 塩田剛三先生の言葉を、空手の大川師範から教わった。 実はこれが一番難しい。 力を抜ききらないとできないか […]
僕がボイタ療法を始めて25年になる。 ボイタ法をやって良くなっていると初めて感じたのは、幼稚園の年中の時だったと思う。 幼稚園の運動会の種目に障害物競走があり、 練習の時ハイハイをやって袋の中で足が引っ掛かりできなかったのに、 ボイタ法をやったあとには運動会本番に足を引っ掛けることなくできるようになった という記憶が強くある。 ボイタ法のリハビリで運動会に向かって体調を整えてもらうことにより、 み […]
皆さん、ヘルプマークというものがあることをご存じですか? 僕は普段バック等に付けて、公共交通機関を利用する時に使っている。 優先席に座ったりする時に、見ただけでは障がいがあると気づいてもらえない時に、 マークの意味をみんなに知ってもらえていると嬉しいと思う。 僕が大学に通っている時やサッカーの練習や合宿で県外へ行ったりした時、 優先席に座っていてなんとなく変な視線を感じたりしたことがある。 座って […]
一年前の令和2年2月11日 野球の野村監督が亡くなった日に、 監督を偲んで番組の中で昔の映像が流れていた。 その中で 「野球で一番大切なことはなんですか?」 という子どもの質問に答えて、 『努力に勝る才能なし』 と言っていた。 リハビリでも空手でもそうだと思う。 結果がすぐ目に見えないが、 基礎づくりを徹底的にやる事が一番大切だと思う。 ふと振り返ってみると自分の成長に気づく。 障がいはいきなりよ […]
コロナの自粛があったため、今日は1ヶ月半ぶりにボイタ療法のリハビリに行って来た。 ボイタ生活約25年の僕にとって、こんなに長い期間リハビリをやらないのは初めてだ。 不調になったと感じる点は、 ・滑舌が悪い ・口が重い ・歩く時に両足の膝が内側に入る ・両足共、片足立ちのバランスがすぐに崩れる ・背中の筋肉が固まっている ・首が前傾する ・腰が重い ・骨盤が乗ってない ・変なところの関節がポキポキな […]
『もし22歳の自分に会ったら』 僕は10年後は22歳です。ちょうど大学4年生になっています。 僕は理学療法士になっていたらいいなと思いました。 なぜ理学療法士になりたいかというと、 僕は生まれてきてから「ボイタ法」というリハビリをやっています。 そのリハビリは僕の人生を変えてくれました。 10年前、東京の病院のドクターに 「もう装具をつけないと歩けませんよ。」 と言われ、 生後11ヵ月の時に現在通 […]
僕は幼稚園年中から中学1年までスイミングスクールに通っていた。 脳性まひ児にとって身体の無駄な力が入っている状態から、力を抜けるようになる事が大切だと思う。 スイミングをやっていた頃を振り返ると、水に浮く為の練習をしたことで、 身体の力を抜く感覚が何となくわかってきた気がする。 左右の手足を使うのでバランスよく筋力が付くと思う。 習いたての頃はヘルパーとアームリングを付けて水の中で浮かぶ練習を楽し […]
リハビリを受けている子どもたちを見て思うこと。 ただ通院して理学療法士に施術してもらっているようにしか見えない。 その様子は少しでもよくなりたいという欲が感じられない。 なぜかというと、良くなりたいと思ってやっていたら、 良くなった感覚を理学療法士に伝えてアベレージをあげていくと思う。 僕はそうやって伝えながら施術してもらってきた。 リハビリをやってもらっていると医学的な考察や根拠はわからない […]
12歳の時ボイタ療法のセラピスト講習会の患者モデルをやり、 ドイツ人のミューラー氏に下向きのクリーヘンという療法をやっていただいた時に、 踵の出発肢から指圧によって頭の先端部まですごいスピードで反応が出た(通った) ことを憶えている。 それまでそんな経験を感じたことはなかった。 講習会を受講していた若いセラピストの先生が同じように実際にやってみると、 反応が出たとしても車が渋滞しているような感じで […]