障がい者の僕がどのようにして自転車に乗れるようになったのかを投稿します。
小学生の頃僕は、近所の友達とよく公園でサッカーをして遊んでいた。
高学年になり友達が皆自転車に乗るようになると、
だんだん行動範囲が広くなっていき、自転車で遊びに行くことが増えていった。
自転車に乗れなかった僕は、いつも友達の自転車の後ろを走ってついて行っていた。
別の友達がキックボードに乗って行動していたため、
僕も両親にキックボードを買ってもらい、中学2年生頃までキックボードで友達の後ろについて行っていた。
キックボードで行動範囲は広がったが
だんだんキックボードで行動していることが恥ずかしくなってきて
自転車に乗れるようになりたいと思うようになった。
リハビリの先生に「練習したら自転車に乗れるようになりますか?」と尋ねると、
「自分でしっかり歩くことができバランスもとれているから自転車に乗ることもできるはずだ」と言われ、
僕は自転車の練習を始めた。
大きな自転車に乗ることは最初怖かったので、
地面に足が確実に着く小学生用の小さな自転車を友達からもらい、
その自転車で必死に練習した。
もともとバランスをとることが苦手な僕は何度も転んで膝に怪我をしたが、
なんとか乗れるようになった。
今では自転車は欠かせない行動手段になっている。
自転車に乗れるようになったことで学んだことは、
自分自身が出来るようなりたいと感じ、
あきらめないで真剣に練習すれば、
時間がかかるかもしれないが出来るようになることが多いのではないかと思う。
車の免許もとったが、今でも自転車に乗って通勤をしている。
そのくらい自転車は僕の相棒になっている。