家庭的な保育園との出会い

子どもが生まれる前に思っていた私の子育ての願望は、3才までは自分の手で子育てし、その後は教育を受ける為に幼稚園に入園させる事だった。

息子に障がいがあるとわかり、なおさら愛情を注いでできるだけ自分で子育てしようと頑張っていたが、私の愛情だけでなくこの子の成長に乳幼児期だからこそ必要なものがあるのではないか… と思うようになっていた。

療育センターでやっている母子保育に行くと、自分からいろんな子のところに関わりに行く息子。
母子だけでなく、子どもどうしの育ちもこの子には必要ではないかと思い、知人の保育園園長先生の勧めもあり、息子の保育園入園を決めたのだ。

最近息子と、息子の過ごしてきた乳幼児期、小中高生時代の頃を振り返り話をした。
息子が一番良かったと思う事は、健常の成長をしている普通の子達との生活だったと言う。

息子に聞くと小学校前くらいまでは、自分に障がいがあるなんて全く思ってもいなかったそうだ。

保育園での様子を伝えてもらうノートを読み返すと、
「お友達のやっている事を見て真似しようとしています。」
と書かれている。
そういえば、息子は人の動きをじっとよく見ている子だった。
『観る力』のある子だとは感じていた。
それは、自分が思うように動けないからこそ、友達はどうやっているのだろう…? と目から吸収して、自分もやってみようとしていたのだろうと思う。

私と家にいる生活では味わう事のなかったであろう、友達からの刺激が息子のチャレンジ精神を作っていたのである。

身体障がいを持つ子の保育園選びとして私が願った事は、
・できれば少人数で家庭的な雰囲気のあるところ。
・同じ年齢のクラスでは、動きが追いつかない事もあるので、配慮がしてもらえるか?
・歩けないが戸外遊びをさせてもらえるか?
だった。

息子の通った保育園はキリスト教保育の園で、息子を障がいと特別扱いするのでなく、一人の個性として受け入れて下さリ、そのおかげで、息子は居心地よく自分の居場所を見つけて安心して過ごす事ができた。
そしてこの園生活により、お友達とのコミュニケーション能力を身につける事ができたのである。

ちなみに、息子は1才10ヶ月の時入園。
その時は、まだハイハイする位。
1才11ヶ月でやっとつかまり立ちをするようになリ伝い歩きをするようになった位。
保育園卒園の3才9ヶ月頃、やっと一人で歩けるようになったのである。

保育園生活の様子は、また投稿しようと思う。