障がいを少しでも改善するために

僕がリハビリに通っていた中で

一番重要だと思っていることを投稿します。

僕自身、幼稚園の頃はリハビリに行く事が障害を克服する上で一番重要なことだと考えていた。

しかし小学校入学してから担任の先生が、

「学校での授業時間よりも、家に帰ってから自分のために勉強する時間のほうが成績をのばすためには大切だよ。

なぜなら学校にいる時間より家にいる時間のほうが長いから。」

と授業の中で言っていた。

その言葉を聞いて、

リハビリは病院でのリハビリをしてもらう時間よりも、

家に帰ってからどのようなことをするのかの方が

障害を克服するためには大切ではないのかなと考えた。

なぜなら一週間の中で、リハビリを先生から受ける事が週に2回あったとしてもたった2時間だ。

そのほかの時間は、家か学校等で生活している。

家で生活する中で、考え方によっては日々の生活に必要なことが自分にとってリハビリになることがたくさんあると思う。

例えば

食事は箸を正しく使って食べること、

服のボタンを自分でとめること、

靴紐を結ぶこと、

等はほとんどOTのリハビリと同じ効果があると思う。

時間がかかっても自分でやることでだんだんできるようになり、

今では何の苦もなくこなせるようになった。

リハビリに通うだけではなかなか自分でできるようになることは難しいと思う。

できないことをできるようにするには反復練習が必要だ。

反復練習は長い時間がかかるので

家でやる方ができるようになりやすいと思う。

家にいても考え方によっては

PT、OT,STの訓練も意識してやることが出来ると思う。

今振り返ると、24時間どんなことをしていても

自分で障害をどうしたら少しでも改善できるか

を考えていたと思う。

考え方次第で、壁になっている事や限界を突破できると思っている。

空手の稽古中に師範から

「道場の稽古を稽古だと思うな。

上手くなりたいなら自分で時間を作って稽古しろ。」

と言われた。

この話を聞いた時、リハビリも同じだと思った。