障がい者サッカーでのつながり

2024年4月28日29日に第1回全国CP5人制サッカー交流大会が

静岡県静岡市で開催された。

CPの選手が公式試合の機会を通して、サッカーを楽しむ仲間との交流、

日ごろの練習の成果を発表する場をつくり、パラスポーツを楽しみ継続する力を高める

という目的で静岡FIDサッカー連盟が企画してくださった。

AQエスフォルソ静岡三保のチームが、

日ごろからお世話になっている方々が勢揃いの大会だった。

大会を支えてくださったパラサッカー協会の瀬戸脇先生、

エスパルス育成ヘッドコーチのアンパンコーチこと今泉コーチ、

ガネーシャ静岡代表の原氏、

カメラマンの山本氏・内田氏

日本CPサッカー協会会長 栗本氏

など多くの方々 ありがとうございました。

今までCPサッカーの試合やイベントなどで全国あちこちに行っていたが、

こうして静岡で交流大会が行われ、全国からCPの選手が

参加してくださったことは本当に嬉しいことだった。

息子が「CPサッカーをやりたい!」と言った中学性の時、

初めて行った横浜のCPサッカー代表合宿で最初に出会ったのが

現在も日本代表選手の戸田哲也さんだ。

息子の1学年上の選手だが、息子にとって親しみもあり憧れの存在だったのだと思う。

その哲くんに久しぶりに再会できた私は10年の歳月を忘れてしまう位、

懐かしい思い出でいっぱいだった。

そしてカメラマンのパラキートさん。

10年前息子がCPサッカーのことをいろいろ調べていた時に、

SNSでパラキートさんの投稿を見て多くの情報を得ることができたり、

障がい者サッカーのことだけでなく『障がい』のことも考えるきっかけになった方だ。

富山県で行われている『アミザーデサッカー』についての投稿を読み、

大学入学前に福祉の道に進もうと考えていることを書いた作文にも

『アミザーデの輪を広げたい』という自分の思いを書いていた。

アミザーデとはポルトガル語で『友情・仲間』の意で、

アミザーデサッカー大会は富山県で20年以上続いていて

障がいの有無、老若男女、カテゴリー分けのないインクルーシブサッカーイベントだ。

ここ数年は千葉県でも行われているそうだ。

今回の静岡での交流大会はただ試合をして戦うだけでなく、

同じ宿舎に泊まり、障がい者同士や保護者 スタッフ方の

交流を広める機会がもてたことで、

互いに理解を深め認め合い 友情(アミザーデ)の輪を広げられた気がする。

ずっと会ってみたいと思っていたパラキートさんに

今回お会いして話をすることができたことも私にとっては大きなつながりだった。

多くの方の支援のもと大会が開催されたこと、

こうして静岡に来て喜んで下さった、

大阪PAZ(大阪) ASユナイテッド(埼玉) エスペランサA・B(神奈川)

CP神戸(神戸) FCプログレッソ(岐阜) 

選手 スタッフの方々 ありがとうございました。

このつながりがもっともっと広がっていくことを望んでいこうと思う。