令和5年9月30日・10月1日に行われる 第21回CPサッカー全日本選手権大会に、
発足3年目の AQエスフォルソ静岡三保 が、いよいよ出場できることになった。
選手集めをし、全国大会に向けて一年間練習をやってきて
チームのみんなにとっては初めての大会なので緊張して身体と気持ちのギャップがあると思うが、
だからこそ自分に無理がないようにプレイをしてもらいたいと思う。
僕はいろいろな大会を何度も経験し、気が張れば張るほど良い結果が出ないことを知っている。
今回は初出場なので普段の練習の半分の力が出れば合格だと思う。
いかに力が抜けるかが大事だと思う。
今回の大会参加では、エスフォルソの選手がサッカーの試合だけでなく大会以外のことでも学びを得られればいいと思う。
CPサッカーの全国大会では同じカテゴリーの中で障害の度合いが違う多くの選手がいるため、
いろいろな雰囲気や様子を見てこれからの自分の生活にいかせることを学んでもらいたいと思う。
僕は所属していたFCプログレッソのチームで毎年大会合宿に参加することにより、
サッカーだけでなく身支度のコツや出かける時に無理がないようにどう準備すればよいかということなども自然に学ぶことができた。
僕自身はCPサッカーをやる意味はサッカーの技術をつけ試合に勝つためだけではなく、
これから生きていく中で必要なことが学べる場 (エスフォルソのチーム)だと思って活動している。
大会へ行く前の準備を自分でやるとか、新幹線の時間を調べて行動したり、
チームのみんなで行動し、助け合い、
サッカー以前のことができるようになると、
慌てず対応できるようになり、メンタルがしっかりしてきて自信がついてくると思う。
そうすると技術や身体づくりも徐々にできてくるようになり、
だんだん中から気が出てくると思う。
身体機能や技術はそんなに簡単には身につかないが、
メンタルは意識の問題なので気持ちの持ち方ですぐに変わってくると思う。
今まで練習してきたことを発揮して選手全員が怪我がなく、
安全に大会を終わることができればいいなと思っている。
障がいがあってもサッカーを楽しむ場があること、
CPサッカーの認知が広がってくると嬉しい。
次回の練習は10月15日(日)16:45~18:00
エスパルス三保育成グランドです。
㊟ 10月1日は全国大会のため
練習はありません。