自立というゴールに向かって

障がい児を育てる上で、目標というかゴールに考えていた事は

『自立』

だった。

将来自立してやっていく事ができるのだろうか…?

という不安は、障がいを持った子を育てる親なら誰もがもつ思いだろう。

『自立』というゴールに向かって、

子どもの年齢によって、

「今は何をする事が必要か?」

「何を身につけたら将来困らないで過ごせるだろうか…?」

を、物事を決める一番の基準にしてきた。

保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学を決める上で、

保育園、幼稚園以外は息子と共に相談し

息子が自分で決定してきた。

身につけられる事を試行錯誤しながらチャレンジしてきて、

一番成功したと思う事は、

ゴールに向かう道であちこち周り道をしたということだ。

健常児の子育ては、

最短の道をできるだけ早く進みゴールすることを良しとする、

そしてなお高くまで登れれば最高である。

しかし障がいを持つ子は、

急がず焦らず、

あちらの道こちらの道…

と、その子に合う方向をまず探し、

少し進んでは振り返り後戻りし、

また少し道を変えてみて進む事の繰り返しである。

一体いつ、何処へたどり着くのだろうか…?

は誰にも解らない道である。

でも、

自立というゴール

のために周り道をしながら身に着けた事は

絶対に子どもの宝となっているはずである。

桜満開の2021年4月、

障がいを持って生まれた息子が県職員となって社会人1年生となった。

障がいをもった子を育てるという事は、

どこまで成長できるかと先が全く見えない苦戦の日々だった。

ゴールが何処かわからないけれど突き進んできて、

こうして公務員という職に就く事ができるまで成長してくれた事は想定外の事だった。

保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、社会人としての新学期。

工夫して乗り越えて来たことが数えきれない程あった。

山あり谷あり、試行錯誤しながらチャレンジしてきたこの経験を、

息子と共に私も何かの役にたてたらと考え、これから投稿していこうと思う。

障がいを持つ子ども本人の大変さは、

親である私にはほんの一片しか解っていなかったのだと、

今になって最近息子の投稿を読んで気づかされているところだ。

障がいを持つ息子本人が感じて体験してきたことを発信することは、

同じ障がいを抱えて頑張っている親子にきっと参考になると思う。

まずは、ここまで息子が成長する事ができたのには、

本当に多くの方が支えて応援して下さり、

指導して下さったおかげだと、感謝 お礼申しあげます。