障がい児のターニングポイント

今回は、僕が障がいがあっても特別支援学校へ進学しなくてよかったと思ったことについて投稿しようと思う。

まず一つ目は、支援学校を選ばなかったことで、大学へ進学することができたことだ。

僕が選んで進んだ高校は通信制高校だったが、週5日学校に通う総合進学コースや、週3日コース、単位取得コースなど様々なコースがあった。

毎日学校に通う週5コースの学生は、ほとんどが大学か又は専門学校に進学していた。

周りの友人が大学に進学するという目標を持って頑張っている空気があったので、

僕も進学を目指して頑張れたと思う。

僕が身体障がいを持っているので中学の担任の先生に、

「一度支援学校の高等部を見学してみたらどうか。」と言われ、

どんなところか見てみようと思い、母と見学に行ったことがある。

支援学校の授業は、先生の人数も多く教え方もとても丁寧だったが、進捗がものすごく遅かった。

義務教育期間を普通校で過ごしてきた僕にとって、初めての支援学校の見学は、

ここに通うというイメージがまず湧かなかったし、

ここに来たいという気持ちも持てず、

ここに来るメリットが何も無かった。

もしここに来たら、自分のやる気も無くなるし怠けてしまうだろうと思った。

大学への進学率について支援学校の先生に聞いたところ、

「進学は数年に一人か二人で、ほとんどが就職するためどのような事を身につけたらいいかを考えてやっている。」と言っていた。

僕が福祉大学に入学してからの講義で、全国の大学に入学する障がい者学生率は0.66%(H27年)、

大卒資格を取れる障がい者は、0.05%しかいないと習ったので、

やっぱり特別支援学校でなく普通の高校に行って卒業でき、大学まで進めたのは正解だったと感じている。

二つ目に支援学校を選ばなくてよかったことは、

社会人になりしっかりとした給料をもらう事ができるようになったということだ。

障がい者サッカーのメンバーと食事会に行った時、特別支援学校を卒業した友人が自分の給料について話してくれた。

友人は支援学校卒業後、有名な一般企業に就職できた。

しかし健常者と同じように週5日8時間働いているのにも拘らず、満足できる金額がもらえていないと言っていた。

大学の講義では、特別支援学校の高等部を卒業しても高校卒業の扱いにはならず、

一般的には中学卒業と同じ扱いになってしまうと教授が言っていた。

障がい児の保護者にこの話をすると、特別支援学校高等部卒業が高卒にならないことを知らない人が多かった。

(特別支援学校高等部では高校卒業の学歴を得ることはできないが、大学受験資格は得られる)

僕が今しっかりとした学歴を取得できたのは、普通高校に進学することができたからだと思っている。

障がい児の多くは、学校の先生から特別支援学校を進められることが多いと思うが、

本当に特別支援学校を選択した方がいいのか、

普通校で頑張ってみる事はできないかを考えてほしいと思う。

障がい者にとっての高校選びは、人生の一番大きな判断をしなければならない大事な分かれ道だと思う。

僕にとっての一番目のターニングポイントは、リハビリ方法の選択だった。

二番目のターニングポイントが高校選びだった。

もっともっと小さなターニングポイントは数えきれないほどあったが、

どれも今のところ選択に間違いはなかったと思っている。



*保育園 幼稚園 小学校 高校との出会い についても僕の経験を母がブログに書いてあるので見てください。