リハビリはすべてのバロメーター

僕は産まれる時に呼吸が止まってしまい、仮死出産だった事が原因で障がいをもってしまった。

ボイタ法のリハビリのおかげで、幼稚園に入園する頃にやっと歩けるようになり、小学校入学までに集中的にリハビ

リをしてもらうために母子入院を5回やった。

リハビリはPT OT STを全てやり、週に1〜2回は医療福祉センターに通う生活をしていた。

そのため、小学校入学時には普通学級での生活ができるまでになった。

小学校の時には、授業や宿題よりもリハビリを重要視し、

絶対こうなるんだ! という目標

を持って、一番リハビリに情熱を向けていた。

多分、それは今も変わらない。

公務員の仕事とリハビリを天秤にかけたら、恐らくリハビリを選ぶだろう。

体がこれ以上良くはならないという限界になるまではボイタ法を続けるだろう。

メンタルと身体の状態はイコール関係にあるので、体調が悪くなれば精神的にも落ち込むし悪くなり、

仕事のパフォーマンスも能力も落ちると思う。

体調が良くなってくると自分に自信がつくので、ポジティブシンキングになってくる。

逆に悪くなってくると、全てに関してマイナス思考になってきてしまう。

僕にとってリハビリは、全てのバロメーターになっているのである。

だから、リハビリが物事の最優先なのである。

仕事はいくらでも変える事はできるが、

自分にとってリハビリは変えられるものではないのである。

ボイタ法を25年続ける大変さとしては、

今はもう生活の一部になっていて

ルーティンになっているので大変だとは思っていないが、

リハビリを辛いと思わず

『楽しい』

と思えるかが、25年リハビリを続ける秘訣だと思う。

みんな何故リハビリが辛いというのかわからない。

僕は辛いと感じた事はない。

セラピストの身体の持ち方、触り方一つで全然違う。

リハビリをやっているのになかなかよくならないと、嫌だと思ったり、辛いと感じてしまうと思う。

やってもらったリハビリが、

そのやり方や押さえている場所が本当に正しいのか??

という事を常に自分で考えていて、

違っていれば自分からセラピストに注文をだす事が大切である。

「先生に失礼だから言うな」

と、親が止めるのは良くないし、そういう人程、

「どうやったらよくなりますか?」

と聞いてくるのである。

要求はきちんと伝える事が大切である。

親が止める事で、後々子どもにつけがまわってくるのだ。

5 年10年と経つと、ただやってもらっている人と、

自分でどうやったら良くなるか考えて

注文を出しながらやる人では、

天と地の差が出てくると思う。

リハビリで、セラピストに対して正しく注文をいう事で

自分の考えを伝えるトレーニングになると思う。

子ども自身が

自分がこうやったら良くなる

という事が解ってくると、

他の障がい者が動いたり、リハビリをやっているのを見て

今の段階と

次のステップに上がる為に必要な事

が解ってくると思う。