確実にできることを増やしていく

障がいを持っている子が小学校の勉強で一番大切だと思うこと。

僕は小学生の頃、字を書く時に力が入ってしまい、

手の動きが鈍かったので、小学校3年4年位までは、テストの問題が時間内に全部解けない事が多かった。

なので、この問題だけ解くということを決めて解いた。

そして時間があれば次の問題を解いた。

まず考える。

あわてない。

一つ一つを正確に、頭で考えたことを書けるように。

僕は、5問中まず半分位解いていけるようにしていった。

算数は5割位解き終わるように、

でも国語は漢字や文章を書くので余計に時間がかかった。

だんだん手の動きがよくなり、テストにも馴れてくると、

無駄が省けてきて頭で考えた事がそのまま手が反応して書けるようになってくる。

このやり方は中学高校大学でのテストの時でも使えると思う。

なぜなら、問題のおおよその解き方の判断を瞬時にして、解ける問題を確実に解く。

解けなかった問題は、家で時間をかけてじっくりやって解けるようにしていった。

県職員採用試験の勉強でも、このやり方でクリアする事ができた。

テストで満点とることよりも、

問題の思考や考え方が理解できるようになることが一番大切だと思う。

小学生レベルの国語では、

「どう考えますか」

という問題がよく出てくる。

回答例と全く同じ答えということは少なく、

自分の考えを論理的につくっていければいいと思う。

日常生活で、何か物事をやる時に論理立てて考えていく事が多いので、

そういう頭をつくる事が大切だと思う。

テストの出来で判断するのでなく、

その思考が日常生活に反映し、

使えなければ意味が無い。

ものの考え方を日常生活で使う。

例えば、空手では「残心」という言葉があるが、

出掛ける時に忘れ物がないかとか、

道に段差があったらつまずかないように気をつける等、

いろんな所に気を配ることを日常生活で使うことである。

障がいを持つ小学生が学ぶべき事は、

みんなに合わせる事ではなく、

あわてず確実にできる事を増やしていくことが大切だと思う。

障がいをもっているが普通学級で頑張っている子どもや親御さんに、

クラスの健常の子どもたちのスピードについていくにはどうしたらいいか?

と、よくアドバイスを求められる事が多いので書いてみた。