怪我をした人のリハビリのために始まり、インクルーシブな社会をつくるのがパラリンピックの目標である。
インクルーシブ社会とは、障害、性別、年齢、宗教などの多様性を受け入れる社会のことだ。
障害を持っている人のイメージを変えてきているパラリンピック。
しかし競技だけでは心のバリアフリーは取り除けていない。
スポーツができない重度の障害者がまだまだいる。
主役はアスリートだけでなく、身近にいる障害者たちであると思う。
パラリンピックを通して、様々な障害があることを知って欲しい。
障害ってなんだろう?
その人の身体にあるのではなく、周りの社会がつくり出しているものでないかと思う。
スポーツを通して、健常者とハンデキャップを持った人との壁がなくなって欲しいし、
社会がつくり出す壁を、取り除けたらいいと思う。
障害にとらわれずに、
一人一人を見て多様性が認め合える社会になって欲しい。
自分と違う人達と出会って、認め合うことの大切さ、違いをどう受け止めるかが大切だと思う。
スポーツだけでなく、その人にしかできないことを見つける。
視点の持ち方が大事だと思う。
これは、障がいがある無しに関わらず、どんな子育てでも同じだと思う。
私は、息子の『障がいが強みになる』
日がくることを願ってここまで子育てをしてきた。